普及版 字通 「ショウ・たま」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] たま
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は(章)(しよう)。〔説文〕一上に「上を(そ)ぎたるを圭と爲し、圭をと爲す」とあり、片そぎの形の玉。〔詩、小雅、斯干〕は新室を祝う詩。「載(すなは)ち之れにを弄せしむ」とは、生まれた男の子に、魂振りの呪器としてをもたせる意。このを柄とする玉器を(さん)といい、金文にを賜与する例が多い。鬯(かんちよう)のような重要な儀礼のときに用いた。
[訓義]
1. たま、かたそぎのたま。
2. ひしゃく、鬯などのときに用いる。
3. 章と通じ、あきらか、あらわす。
[古辞書の訓]
〔立〕 アキラカナリ・タマ
[熟語]
珪▶・▶
[下接語]
・金・圭・聘・奉・弄
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報