ショートランド諸島(読み)ショートランドショトウ

デジタル大辞泉 「ショートランド諸島」の意味・読み・例文・類語

ショートランド‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ショートランド諸島】

Shortland Islands南太平洋ソロモン諸島西端の諸島パプアニューギニアブーゲンビル島に近い。主島ショートランド島をはじめ、オバウ島、ピルメリ島、マグサイアイ島、バラレ島などで構成される。コプラを産する。太平洋戦争中は日本軍の停泊地とされた。中心地はショートランド島のハロラ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ショートランド諸島」の意味・わかりやすい解説

ショートランド諸島
しょーとらんどしょとう
Shortland Islands

南西太平洋、メラネシアの立憲君主国「ソロモン諸島」西端に位置し、パプア・ニューギニア領ブーゲンビル島のすぐ南にある小島嶼(とうしょ)群。行政上の公式名はショートランドおよびトレジャリーTreasury諸島。前者に主島ショートランド(現地名アルーAlu)と、ファイシFaisi、ファウロFauro以下多数の島が、後者にモノMono、スターリングStirlingなどの島が属する。コプラの産出が多い。中心集落はショートランド島のハロラHalola。なお島名は、1788年に2隻の軍艦を率いてこの海域にきたイギリス海軍中尉ショートランドの名によるもので、彼はこのときにトレジャリー諸島とニュー・ジョージア島も命名している。

[大島襄二]

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