シルケボー(その他表記)Silkeborg

デジタル大辞泉 「シルケボー」の意味・読み・例文・類語

シルケボー(Silkeborg)

デンマークユトランド半島中部の都市氷河湖であるシルケボー湖が南北に分け、グゼノー川が流出する。15世紀初頭に同名の城が築かれ、城下町として発展。19世紀半ばに製紙工場が置かれ、商工業発達。長らく同国でもっとも標高が高いとされたヒメルビアウ山(147メートル)がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シルケボー」の意味・わかりやすい解説

シルケボー
しるけぼー
Silkeborg

デンマーク、ユトランド半島中部の商工業都市。人口5万3253(2002)。製紙業が主産業である。15世紀初頭以来、同名の城の城下町として発達した。氷河湖のシルケボー湖群、ヒメルビアウ山などのモレーン氷堆石(ひょうたいせき))丘陵といった風光に恵まれ、地域の文化的中心地としても栄えている。

[村井誠人]

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