【しん】粉細工(読み)しんこざいく

百科事典マイペディア 「【しん】粉細工」の意味・わかりやすい解説

【しん】粉細工【しんこざいく】

細工菓子の一種【しん】粉をこねて各種動植物等の形をつくり彩色したもの。古く冠婚葬祭などの供物とされたのに始まるが,その風は地方により今も残る。江戸中期より駄菓子屋縁日屋台などで,客の希望に応じて手細工し蜜をかけたりして供するのが流行,昭和初期まで続いた。
→関連項目蜜豆

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 シン

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む