シームルグ(その他表記)Sīmurgh

改訂新版 世界大百科事典 「シームルグ」の意味・わかりやすい解説

シームルグ
Sīmurgh

イラン神話に登場する伝説上の怪鳥。古代ペルシア語サエーナ・ムルゴー,中世ペルシア語でセーンムルウと呼ばれた。犬の頭,獅子の脚,ワシの翼と体,クジャクの尾などより合成されている。ウォルカシャ湖中のサエーナ樹に住み,あらゆる植物の種子を地上にもたらし,また,子どもや英雄守護をするといわれた。ササン朝以後の美術で,吉祥象徴として王侯貴族の衣服王妃王冠などの装飾に用いられた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 田辺

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む