シーロー(読み)しーろー(その他表記)serow

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「シーロー」の意味・読み・例文・類語

シーロー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] serow ) ウシ科の哺乳類。日本のカモシカに似ているがより大きく、体高一〇〇センチメートル前後、頸に約四〇センチメートルの長いたてがみがある。体色は変異にとむが、一般に背面は灰黒色で腹面は白く、体側はやや赤みを帯びる。耳が長い。カシミール、中国の南西部、マレースマトラの高山地帯にすみ、単独で生活する。スマトラカモシカ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シーロー」の意味・わかりやすい解説

シーロー
しーろー
serow

カモシカの英名。カモシカ属Capricornisのニホンカモシカ、タイワンカモシカ、タテガミカモシカの総称である。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシーローの言及

【カモシカ】より

…アジア産の小型の偶蹄(ぐうてい)目ウシ科カモシカ属Capricornisに属する哺乳類の総称。シーローとも呼ばれる。ニホンカモシカC.crispus(イラスト),タテガミカモシカ(スマトラカモシカ,シーロー)C.sumatrensis,タイワンカモシカC.swinhoeiの3種がある。…

※「シーロー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android