ジェイムズ・ラフスエイジー(英語表記)James Rufus Agee

20世紀西洋人名事典 の解説

ジェイムズ・ラフス エイジー
James Rufus Agee


1909 - 1955.5
米国の小説家,詩人,映画評論家。
テネシー州ノクスヴィル生まれ。
フォーチュン」誌の記者として写真家ウォーカー・エヴァンズとともに、不況時代のアラバマ小作農の生活を取材した「今有名な人々をたたえよう」(1941年)を出版する。詩人としては「われ航海を許したまえ」(’34年)で詩壇にデビューしている。死後発表された「家族の中の死」(’57年)はピューリッツアー賞を受賞し、後にタッド・モウゼルの戯曲化による「故郷へのはるかな道」(’60年)で再度ピューリッツアー賞を受賞している。そのほか「タイム」などでの映画評論でも有名である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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