20世紀西洋人名事典 「ジェームスキャグニー」の解説
ジェームス キャグニー
James Cagney
1899.6.17 - 1986.3.30
米国の俳優。
ニューヨーク市ローワー・イースト・サイド生まれ。
本名ジェイムス・フランシス〈Jr.〉 ギャグニー。
コロンビア大学中退後、ボートビルの舞台を経て、ブロードウェイの舞台俳優となる。映画デビューは、1930年「Sinner’s Holiday」で、以後「民衆の敵」(’31年)、「汚れた顔の天使」(’38年)などのギャング映画で一時代を築き、’42年ミュージカル映画「ヤンキー・ドゥードル・ダンディ」でアカデミー主演男優賞を受賞。’57年「地獄への近道」では初演出。’81年「ラグタイム」で引退後20年ぶりに映画出演。妻は女優フランセス・ウィラード・バーノンで、作品はほかに「Gメン」(’35年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報