ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジギトキシン」の意味・わかりやすい解説 ジギトキシンdigitoxin C41H64O13 。ジギタリスの葉に含まれる強心作用をもつ配糖体。加水分解により1分子のジギトキシゲニンと3分子のジギトキソースを生じる。水に不溶の白色結晶で,アルコール,クロロホルムには可溶である。ジギタリス植物が本来有するプルプレア配糖体Aの分解物としても得られる。薬理作用は遅効,持続性である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報