20世紀西洋人名事典 「ジャック・L.ワーナー」の解説
ジャック・L. ワーナー
Jack L. Warner
1892 - 1978
米国の映画事業家。
元・ワーナーブラザース社長。
カナダ生まれ。
1917年兄のハリーやアルバート、サミュエルとワーナー・フィーチャー・フィルムズを設立し、’18年ハリウッドのバーバンクに撮影所を設立する。’23年社名をワーナー・ブラザースに変更し、製作担当副社長を経て、社長となる。一貫して製作面を担当し、最初の本格的なトーキーの成功や製作本部長ザナックの手腕もあり、ワーナー・ブラザースをハリウッドの一流会社の一つに発展させる道を開く。’67年テレビ会社セブン・アーツ社と合併後もワーナー・ブラザース=セブン・アーツ撮影所の所長や副会長を務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報