ジャン・フレデリックジョリオ・キュリー(英語表記)Jean Frederic Joliot Curie

20世紀西洋人名事典 の解説

ジャン・フレデリック ジョリオ・キュリー
Jean Frederic Joliot Curie


1900.3.19 - 1958.8.14
フランスの物理学者
元・コレージュ・ド・フランス教授,元・世界科学者連盟会長。
パリ生まれ。
旧名ジャン・フレデリック ジョリオ。
学校卒業後マリー・キュリーのラジウム研究所助手となる。1928年キュリーの長女イレーヌと結婚、夫婦協力して研究を続け、’32年ポロニウムのα線源を作り、’34年ホウ素等軽い原子核を衝撃する事で人工放射能が生じる事を発見、この功績により’35年夫妻でノーベル化学賞受賞。パリ大学教授、’37年コレージュ・ド・フランス教授、’46年原子力庁長官を歴任。政治面でも’42年共産党入党、反ファシズム運動や世界の平和運動の発展貢献

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android