20世紀西洋人名事典 の解説
ジャン・マリア ヴォロンテ
Gian Maria Volontè
1933.4.9 -
俳優。
ミラノ生まれ。
別名ジョン・ウェルズ。
地方の劇団で大道具係や俳優などをしていたが、ローマの国立演劇アカデミーを卒業後、シェークルピアから現代劇までこなす俳優として認められていった。’60年頃より映画にも出演し始め、特異な風貌を生かした役柄をこなしたが、’68年には「枯れ葉の街」でミレーユ・ダルクとの共演もした。代表作は、「死刑台のメロディ」(’70年)、「エボリ」(’79年)などフランチェスコ・ロージ監督作品である。他の作品として「夕日のガンマン」(’66年)、「予告された殺人の記録」(’87年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報