20世紀西洋人名事典 「ジョセフエルランガー」の解説
ジョセフ エルランガー
Joseph Erlanger
1874.1.5 - 1965.12.5
米国の神経生理学者。
元・ワシントン大学教授。
カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
カリフォルニア大学、ジョンズ・ホプキンズ大学で学び、1899年医学博士となる。1900年同大助手となり、同大教授、’06年新設のウイスコンシン大学生理学教授を経て、’10年ワシントン大学で生理学教授となり、’46年までつとめた。血圧、循環器、神経系統の研究に従事し、教え子であったギャッサーと陰極線オッシログラフを利用し、末梢神経の活動電位を測定に成功し、神経生理学の発展に貢献したことによって1944年度ノーベル生理医学賞を受賞。主な著書は「神経活動の電気的外徴」(’37年共著ギャッサー)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報