ジョセフソン干渉効果(その他表記)Josephson interference effect

法則の辞典 「ジョセフソン干渉効果」の解説

ジョセフソン干渉効果【Josephson interference effect】

SQUID(superconducting quantum interference device超伝導量子干渉計)の原理となる現象.一対のジョセフソン接合素子でリングをつくり,その両方接合による回折効果によって生じる I干渉現象から,リングを貫くきわめて微弱な磁場を検出するのがDC SQUIDである.ジョセフソン接合を1個だけ含むリングでも,高周波バイアス電流を加えて出力高周波電流を観測するrf SQUIDがあるが,こちらは本当のジョセフソン干渉効果の利用とはいえないであろう.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む