20世紀西洋人名事典 「ジョルジュエネスコ」の解説
ジョルジュ エネスコ
Georges Enesco
1881.8.19 - 1955.5.4
ルーマニアのバイオリン奏者,作曲家,指揮者。
モラビア生まれ。
4歳からバイオリンを習い、ヴィーン音楽院を経てパリ音楽院に進み、マルシックやマスネ、フォーレらに師事し、16歳の時、自作の発表演奏会で注目される。ヨーロッパ楽団に君臨し、バイオリニストとして活躍する。一方では教師としてグルミオーやフェラスらを育て、また自国の音楽家を指導して大成させ、楽界に大きな功績を残す。作曲家としても活躍し民族的色彩の曲「ルーマニア狂詩曲」(1901年〜’02年)は有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報