20世紀西洋人名事典 「ジョンハンディ」の解説
ジョン ハンディ
John Handy
米国のジャズ演奏家。
テキサス州ダラス生まれ。
13歳でクラリネットを独学し、1949年アルト・サックスを始める。除隊後、音楽理論をカレッジで学び、’58年ニューヨークへ行きチャールス・ミンガスのグループで演奏。’59年自己のグループを結成し、’61年政府派遣によりヨーロッパに楽旅する。’63年サンタ・クララ・シンフォニー・オーケストラなどのソロイストとなり、’65年自己のクインテットを結成、さらに’68年フォーク・ウェイを新結成し、最初のジャズ・ロック・グループの一つとなる。’80年レインボウを結成し、’84年ジョージ・ケイプレスと共演。
ジョン ハンディ
John Handy
1900.6.24 - 1971.1.12
米国のトランペッター。
ミズーリ州パス・クリスチャン生まれ。
別名キャプテン〈〉。
1918年ニューオリンズに移り、トム・アルバート楽団やパンチ・ミラーのバンドで活躍。’30年弟とグループ「ルイジアナ・シェーカーズ」を結成し、ツアーのほか「ラ・ビダ・ダンス・ホール」に出演する。’60年代キッド・シャーク・コーラス・バンドのトランペッターとしてプリザベーション・ホールに出演し、’62年レコードで有名になり、’70年にはニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報