20世紀西洋人名事典 「ジョン・G.ブレイン」の解説
ジョン・G. ブレイン
John Gerard Braine
1922 - 1986
英国の小説家。
ヨークシャー生まれ。
別名John〉 ジョン(Braine ブレイン。
学校中退後、様々な職業に就く。通信教育で学び、図書館員をしていたが、1957年怒れる若者が地方の上層中産階級に同化しようとして精神的敗北に終わる悲劇「上流階級の部屋」を発表し、一躍注目される。’62年続編「上流の生活」を発表。他の作品に「ヴォウディ」(’59年)、宗教小説「しっと深い神」(’65年)、「朝までいっしょに」(’70年)、「遠い国の女王」(’73年)、「敬虔なエイジェント」(’75年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報