20世紀西洋人名事典 の解説
ジョージ・ハーバート・リー マロリー
George Herbert Leigh Mallory
1886 - 1924
英国の登山家。
チェシャー州生まれ。
ケンブリッジ大学を出て教師となる。ウィンチェスター校で校長アービングから指導を受け、ケンブリッジではヤングと親交を結ぶ。イギリスとアルプスの山々で登攀の腕を磨き、1921年イギリスの第一次遠征隊員となる。第二、三次と連続して参加。第3次遠征の’24年6月4日隊員中最年少のA.アービンとともに最後の頂上アタックに8170mの第6キャンプを出発したまま不帰の人となる。多くの伝説が生み出され、中でも「なぜ山に登るか」に対し、「山がそこにあるから」という答えは有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報