20世紀西洋人名事典 「ジョージ・W.ビードル」の解説
ジョージ・W. ビードル
George Wells Beadle
1903.10.22 - 1989.6.9
米国の生物学者。
元・シカゴ大学学長,米国医学会生物医学研究所所長。
ネブラスカ州ワフー生まれ。
1931年にコーネル大学より遺伝学の研究で博士号を取得した後、カリフォルニア工科大学でショウジョウバエの研究を行った。1935年パリに行き、生物物理化学研究所でショウジョウバエの研究を続けた。’36年米国に戻り、’37〜46年までスタンフォード大学生物学教授を務め、この間テータムと共同研究を行い、これが、’58年ノーベル生物学・医学賞の受賞となった(テータム、レーダーバーグと共同)。’46年カリフォルニア工科大学生物学教授兼部長となり、’61年シカゴ大学学長に就任し、’68年米国医学会の生物医学研究所所長となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報