普及版 字通 「スウ・シュウ・とうな」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] とうな
[字形] 形声
声符は(松)(しよう)。に(すう)の声がある。〔本草綱目、菜一、〕に「ち今人呼んで白と爲すなり。二種り。一種は圓厚、一種は(へんぱく)にして白し。其のは皆淡白色なり」とあり、塩漬けにする。〔南史、周伝〕に「惠太子、(ぎよう)に、は何の味か最も(まさ)れると問ふ。曰く、春初の早(さうきう)、秋末のと」と答えたという話がみえる。
[訓義]
1. とうな、白菜。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 コホネ 〔立〕 コホネ・タカナ 〔字鏡集〕 カラシ・タカナ
[熟語]
▶・菜▶
[下接語]
温・青・晩
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報