ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スクァルチョーネ」の意味・わかりやすい解説
スクァルチョーネ
Squarcione, Francesco
[没]1468/1474. パドバ
イタリアの画家。パドバ派の創始者で,マンテーニャの師。その門弟は 137人を数えたと伝えられる。古代彫刻に深い関心を示し,1446年頃,当時 15歳の門弟マンテーニャを伴ってイタリア,ギリシアを訪れ,多くの美術品を購入し,彼の工房は古代の美術品で埋っていたと伝えられる。遺作は多翼祭壇画 (1449~52,パドバ市立美術館) と『マドンナ』 (ベルリン国立美術館) のわずか2点にすぎない。
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