最新 地学事典 「ステップマンモス」の解説
ステップマンモス
学◆Mammuthus trogontherii 英◆Steppe mammoth
ゾウ科マンモス属の1種。ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の祖先にあたる。第3大臼歯の主咬板数は上・下ともに17〜22。最も初期のものは,中国の泥河湾層(約1.8Ma)から産出(G.B.Wei et al., 2003)。その後,ユーラシア中~北部に広く分布。日本へは1.2Maに渡来し,化石は新潟以南,千葉以西に産出。また宮古島からも産出している。北米大陸へ渡った(約1.5Ma)ものは,コロンビアマンモスの祖先になった。長鼻類の中でも大型で,ドイツのモスバッハ産のものには肩高4.5mに達するものがある。
執筆者:樽野 博幸
参照項目:ケナガマンモス
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

