20世紀西洋人名事典 の解説
ステファン・グローバー クリーブランド
Stephen Grover Cleveland
1837.3.13 - 1908.6.24
米国の政治家。
元・米国大統領。
ニュー・ジャージー州生まれ。
弁護士出身で、1881年より1年間ニューヨーク州バッファロー市長、1883年から2年間ニューヨーク州知事を経て、1884年南北戦争後初の民主党大統領に当選。関税問題で失敗し1988年落選するが、1892年再選。1893年恐慌で、インフレに反対しシャーマン銀購入法を撤廃、関税引き下げを導入を試みるが保護関税派の反対にあう。1894年プルマン・ストライキに対し、スト弾圧のため連邦軍を派遣したため労働者の反発を買う。キューバ内乱では中立の立場を取り、反帝国主義の立場を貫く。恐慌及び党内の分裂の責任を問われ1896年自由銀派のブライアンに大統領候補指名を奪われ、政界を退く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報