ストック・フロー比率(読み)ストック・フローひりつ(その他表記)stock-flow ratio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストック・フロー比率」の意味・わかりやすい解説

ストック・フロー比率
ストック・フローひりつ
stock-flow ratio

経済量には国民総生産 GNP,消費量,生産量などのフロー量と,資産残高,マネーサプライなどのストック量とがある。そうしたストックのフローに対する比率のうち,最もマクロ的にみたものが国民総資産・GNP比率や国富・GNP比率であり,経済全体がストック化しているかどうかを評価する場合などに用いられる。また家計部門に限れば家計純資産・家計収入比率など,さらに企業部門については売上高・総資本比率 (資本回転率) などが考えられる。生産に関しては,従来から資本・産出量比率 (資本係数) が用いられることが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む