山川 世界史小辞典 改訂新版 「ストラスブールの誓い」の解説
ストラスブールの誓い(ストラスブールのちかい)
フランク王ルイ(敬虔王)の没後,長子ロタール(1世)と争った次子・3子のルートヴィヒ(2世,ドイツ人王)とシャルル(2世,禿頭王)が結んだ盟約。842年2月ストラスブールの平原に会合,ルートヴィヒはシャルルの部下に対しロマンス語で,シャルルはルートヴィヒの部下に対しドイツ語でそれぞれ提携を固くすることを誓いあった。ヴェルダン条約の前提をなす。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報