ストレンジクオーク(その他表記)strange quark

デジタル大辞泉 「ストレンジクオーク」の意味・読み・例文・類語

ストレンジ‐クオーク(strange quark)

第2世代に属するクオークで、電荷が-1/3のもの。記号はs。6種類あるクオークの中で3番目に軽い。ストレンジネスという素粒子間の相互作用を特徴づける量子数を担う。1964年、M=ゲルマンとG=ツワイクが提唱したクオーク模型において予言され、すでにその存在を示す証拠が見つかり、K中間子をはじめとする中間子一部を構成することがわかっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android