最新 地学事典 「ストークス石」の解説
ストークスせき
ストークス石
stokesite
化学組成CaSnSi3O9・2H2Oの鉱物。直方晶系,空間群Pnna, 格子定数a1.441nm, b1.161, c0.523, 単位格子中4分子含む。柱状~厚板状結晶。無色,透明,ガラス光沢。劈開{110}に完全,{010}にわずか。硬度6,比重3.19。薄片では無色,屈折率α1.609, β1.613, γ1.619,2V(+)70°, 光分散v>r。ペグマタイト,スカルン,熱水鉱脈中に斧石・錫石・蛍石などに伴って少量産する。日本では岐阜県恵那市毛呂窪の花崗岩ペグマタイトから産出。名称は英国の数学,物理学者G.G.Stokes(1819~1903)にちなむ。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

