スパーライト
sparite
sparry calciteの縮小語。透明方解石とも。セメントとして砕屑粒子を膠結したり,粒子間隙を充塡する透明~半透明の方解石。粒径はおよそ0.02~0.1mmで,ミクライトより大きく,粒状・針状などの形態がある。成因的に,海水中からの化学的沈殿による正スパーライト(orthosparite)と,堆積後の再結晶や粒子成長による偽スパーライト(pseudosparite)とに区分。ミクライトがネオモルフィズム,特に再結晶作用によって粒径0.005~0.02mmの微晶粒となったものをマイクロスパー(microspar)と呼ぶ。
執筆者:礒見 博・川村 寿郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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岩石学辞典
「スパーライト」の解説
スパーライト
スパー状(透明または半透明な)の方解石で,石灰岩の粒子間隙を充填する膠結物を作り,粒度はミクライト(micrite)とは反対で粗粒である[Folk : 1959].スパー状の方解石で膠結された石灰岩[Folk : 1959].sparry calciteの縮小語で,透明方解石ともいう.
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のスパーライトの言及
【石灰岩】より
…後者が量的には多く,それらは砕屑岩として扱うことができ,粒径により石灰レキ岩,石灰砂岩,石灰シルト岩,石灰泥岩に区分される。また,微晶質方解石基質(マイクライトmicrite)をもつものと,粗粒方解石により膠結(こうけつ)されたもの(スパーライトsparite)に大別され,構成粒子(炭酸塩砕屑片,オーライトoolite,生物遺骸片,ペレット)の量比により,それぞれ細分される。石灰岩の分類には多くの提案があり,一致をみていない。…
※「スパーライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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