スフール人(読み)すふーるじん(その他表記)Skhul man

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スフール人」の意味・わかりやすい解説

スフール人
すふーるじん
Skhul man

イスラエル出土の進歩的傾向をもつ旧人。1929~34年にイギリス・アメリカ合同の調査団はカルメル山のスフール洞窟(どうくつ)より、男性5体、女性2体、小児3体を発見した。ごく近くの洞窟から出土したタブーン人が典型的なネアンデルタール人的特徴を示していたのに対し、スフール人骨頭蓋(とうがい)は高く、丸みを帯び、下顎骨(かがくこつ)にはやや発達した頤(おとがい)があり、乳様突起は大きいなど、現生人類的であったが、若干突顎(とつがく)で、眼窩(がんか)上隆起は発達していた。ムスティエ文化を伴い、旧人から新人への移行型とみなされている。

[香原志勢]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む