すべり帯(読み)すべりたい(その他表記)slip band

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「すべり帯」の意味・わかりやすい解説

すべり帯
すべりたい
slip band

スリップバンドともいう。金属結晶変形の際すべりを起すこと (→結晶塑性 ) は,単結晶では肉眼で見えるし,多結晶組織の粒内でも顕微鏡で観察される。1つのすべりは1本の線のように見えるが,高倍率の電子顕微鏡で見ると,多くは数千 Å の幅をもつ。すなわちそれは,1つの結晶原子面での大きい階段ではなく,近接するいくつかの階段の集積になっている。これをすべり帯という。集積の仕方にはいくつかの形式がある。 (→結晶のすべり )

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