スポーク

デジタル大辞泉 「スポーク」の意味・読み・例文・類語

スポーク(spoke)

自転車などの車輪の軸と輪とを放射状につなぐ細い棒。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「スポーク」の意味・読み・例文・類語

スポーク

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] spoke ) 車輪の輪と車軸の轂(こしき)をつなぐ細長い棒。輻(や)。現在は主に自転車・オートバイ・スポーツカーなどの針金状のものをいう。
    1. [初出の実例]「スポークがぎらぎらしてゐるやうな新しいのは唯の一台もなかった」(出典:乳房(1935)〈宮本百合子〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスポークの言及

【車】より

… 中実車輪は,堅固だったから荷物運搬用に長く使用された。しかし軽くてスピードや機動性を発揮させる必要から,前2000年ころからスポーク(輻(や))のある車輪がオリエント全体にわたって製作されるようになったらしい。このスポーク車輪は,少なくとも車軸の穴のついた轂,スポークのための軸受,4本または6本,8本などのスポーク,それに輪縁とからなっていた。…

【自転車】より

…このミショー型は最初の量産自転車として実用に供され,イギリスではボーンシェーカーbone shaker(骨ゆすりの意)と呼ばれ,世界中に広がって人々に愛用された。ボーンシェーカー型は速度を増すために前の駆動輪を大きく,後輪を小さくする改良がなされ,ついに70年イギリスのスターリーJames Starley(1831‐81)は前輪の直径が後輪の3倍もあり,全金属製でワイヤスポークを採用した軽量で優雅な自転車を製作した。これはオーディナリordinary型自転車と呼ばれ,当時の紳士が熱狂的に愛用し,85年ころ欧米諸国で全盛時代を迎えた。…

※「スポーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android