… 中実車輪は,堅固だったから荷物運搬用に長く使用された。しかし軽くてスピードや機動性を発揮させる必要から,前2000年ころからスポーク(輻(や))のある車輪がオリエント全体にわたって製作されるようになったらしい。このスポーク車輪は,少なくとも車軸の穴のついた轂,スポークのための軸受,4本または6本,8本などのスポーク,それに輪縁とからなっていた。…
…このミショー型は最初の量産自転車として実用に供され,イギリスではボーンシェーカーbone shaker(骨ゆすりの意)と呼ばれ,世界中に広がって人々に愛用された。ボーンシェーカー型は速度を増すために前の駆動輪を大きく,後輪を小さくする改良がなされ,ついに70年イギリスのスターリーJames Starley(1831‐81)は前輪の直径が後輪の3倍もあり,全金属製でワイヤスポークを採用した軽量で優雅な自転車を製作した。これはオーディナリordinary型自転車と呼ばれ,当時の紳士が熱狂的に愛用し,85年ころ欧米諸国で全盛時代を迎えた。…
※「スポーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新