車軸(読み)シャジク

デジタル大辞泉の解説

しゃ‐じく〔‐ヂク〕【車軸】

車両の車輪を取り付けるための軸。車輪の軸。心棒。
雨脚が車の心棒ほど太い雨。また、大雨の降ること。
「七日七夜の大風―ののち」〈・新可笑記・三〉

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゃ‐じく ‥ヂク【車軸】

〘名〙
① 車の軸。車の心棒。車両の車輪の取り付け軸。よこがみ。
※権記‐長保四年(1002)五月一一日「於大炊御門西東院大路車軸折、乗左藤中将車参」 〔史記‐范雎伝〕
② (━する) (雨滴の太さが車の心棒ほどもあるという意から) 雨あしの太い雨が降ること。大雨が降ること。また、その雨。
※室町殿日記(1602頃)八「次第にしゃぢくして大雨降とをしけり」

しゃじく・る シャヂクる【車軸】

〘自ラ四〙 (「しゃじく(車軸)」の動詞化) 大雨が降る。雨が激しく降る。
※咄本・一休咄(1668)三「しゃぢくるあめにそぼぬれつつ」

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世界大百科事典内の車軸の言及

【軸】より

…真直軸がもっとも多く使用されるが,自動車のエンジンのようにピストンの往復運動を回転運動に変える場合,および往復動ポンプのように電動機の回転運動をピストンの往復運動に変える場合にはクランク軸が多用される。機能から分類すると,電動機の回転子と扇風機の回転羽根を連結する軸のように,ねじり作用を受けながら回転することにより動力を伝達する伝動軸,貨車の車輪の軸のようにねじり作用を受けず,単に軸直角方向の荷重を支えて曲げ作用を受ける車軸,紡織機などに使用されている軸のうち直径が太くて軸のたわみ量が小さく,軸の回転中心を精度よく保持するスピンドル,コイルを巻いて作ったり,あるいは短い軸を自在継手などで多数連結し,曲がった経路に沿って回転運動を伝達できるように,中心軸がある程度自由に曲げられるたわみ軸などになる。 高速回転に用いられる軸の場合,回転速度が軸の横振動の固有振動数と一致する速度に達すると,一種の共振現象が生じて,軸の激しい振れ回りが起こる。…

※「車軸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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