スラリー輸送(読み)スラリーユソウ(その他表記)slurry transportation

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スラリー輸送」の意味・わかりやすい解説

スラリー輸送
スラリーゆそう
slurry transportation

石炭や鉄鉱石などをスラリーにしてパイプラインで流送する輸送方式。鉱物輸送の合理化手段として開発されたもの。スラリー輸送船と組合せて,陸と船とをパイプで連絡して,船を沖合いに停泊させたまま船積みすれば,特別の港湾設備がいらない。また船は大型化できるし,海岸から離れた鉱山からでも直接に船積みできるなどの効果がある。古くから行われているが,企業としては 1914年にアメリカで石炭輸送に用いられたのが最初であるといわれる。

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世界大百科事典(旧版)内のスラリー輸送の言及

【パイプライン】より

…液状のものを運ぶために設けた管路施設。広い意味では,水その他を輸送する管路,石炭などの粉砕固形物を液体に混ぜて運ぶスラリー輸送用の管路,セメント・穀物などの粉粒体や塵芥(じんかい),汚泥,あるいはカプセルなどを空気圧,水圧などで輸送する特殊な管路施設なども含まれるが,一般には,原油,石油製品,天然ガスなどを大量に輸送するためのものをいう。 石油のパイプラインを例にとれば,その一般的構成は,輸送の起・終点を結んでその中に石油を流すために敷設された,圧力に耐える鋼製の管路と,石油に圧力をかけて管路内に送り込むためのポンプ施設とからなり,必要に応じて,送出し・受入れ用のタンク設備,計量装置,制御装置,保安装置,原油輸送用の加熱・保温設備などが加えられる。…

※「スラリー輸送」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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