ずうっと

精選版 日本国語大辞典 「ずうっと」の意味・読み・例文・類語

ずうっ‐と

〘副〙 (「ずっと」を強めた語)
① =ずっと
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一一「中から蛇がずうっと飛出して」
② =ずっと
鳥影(1908)〈石川啄木〉三「左褄とった昔を忍ばせる細面の小造だけに遙(ズウッ)と若く見えるが」
③ =ずっと
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏「御一緒にズーッと恁(か)う、汽車新婚旅行とか何とか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ずうっと」の意味・読み・例文・類語

ずうっ‐と

[副]ずっと」を強めた言い方。「君のほうがずうっと好きだ」「あの人にはずうっと会っていません」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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