デジタル大辞泉 「セウ寺院」の意味・読み・例文・類語 セウ‐じいん〔‐ジヰン〕【セウ寺院】 《Candi Sewu》インドネシア、ジャワ島中部のプランバナン遺跡にある大乗仏教の石造寺院。8~9世紀頃にシャイレーンドラ朝の影響を受けて建造された。「1000の寺院」を意味し、240基以上の小祠堂の遺構がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「セウ寺院」の解説 セウじいん【セウ寺院】 インドネシアのジャワ島中部、ジョクジャカルタのプランバナン寺院史跡公園(世界遺産)北端にある仏教寺院遺跡。同遺跡公園内にある寺院の遺構は、ボロブドゥール寺院遺跡群とともにジャワ建築の最高傑作とされている。◇セウ寺院もその一つで、現地では「チャンディセウ」(Candi Sewu)と呼ばれている。「セウ」は数字の「千」(無数)を表す。セウ寺院は、9世紀ごろに建立された「ペルワラ」と呼ばれる多数の小寺院の集合体で、現在のところ249のペルワラの遺構が確認されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報