デジタル大辞泉 「パオン寺院」の意味・読み・例文・類語 パオン‐じいん〔‐ジヰン〕【パオン寺院】 《Candi Pawon》インドネシア、ジャワ島中部のボロブドゥール仏教遺跡の近くにある寺院。9世紀初期、シャイレーンドラ朝時代に建造。高さ12メートルの石造の段台と堂があり、壁に浮き彫りが施されている。1903年にオランダによって修復。1991年に近郊のムンドゥッ寺院とともに「ボロブドゥール寺院遺跡群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「パオン寺院」の解説 パオンじいん【パオン寺院】 インドネシアのジャワ島中部の都市ジョクジャカルタ郊外にある仏教寺院遺跡。ボロブドゥール寺院遺跡群の一つで、ボロブドゥールとムンドゥット寺院を結ぶ直線の中間に位置している小さな寺院跡である。◇正式名称は「Candi Pawon」。パオン(パウォン)寺院、ボロブドゥール、ムンドゥット寺院は、巨大な仏教複合構造物を形成していたのではないかと推測されている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報