セバスチャン(読み)せばすちゃん(その他表記)St. Sebastian 英語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セバスチャン」の意味・わかりやすい解説

セバスチャン
せばすちゃん
St. Sebastian 英語
Sebastianus ラテン語

キリスト教聖人。3世紀ごろ、ローマ帝国のディオクレティアヌス皇帝に仕えた士官で、皇帝の信頼厚く、人々からも信望を得ていた。しかしローマ帝国が禁止していたキリスト教にひそかに帰依(きえ)したために、死刑宣告を受け、木に縛られ多くの矢傷を受けて倒れたが、彼は息を吹き返し、ふたたび皇帝をいさめて弾圧の非を説いた。そこで、また処刑され、ついに殉教を遂げた。ペストを防ぐ聖者としてヨーロッパで広く崇拝され、護符や絵画彫刻が多く、射撃、狩猟の守護聖者となっている。祭日は1月20日である。

[植田重雄 2017年11月17日]

『ヤコブス・デ・ウォラギネ著、前田敬作・今村孝訳『黄金伝説I』(1979・人文書院/平凡社ライブラリー)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む