セベンヌ山地(読み)せべんぬさんち(その他表記)les Cévennes

日本大百科全書(ニッポニカ) 「セベンヌ山地」の意味・わかりやすい解説

セベンヌ山地
せべんぬさんち
les Cévennes

フランス南部、マッシフ・サントラル(中央群山)の東縁を、ローヌ川河谷とラングドック平野に沿ってほぼ北東南西に走る結晶質山脈。アルプス造山運動の影響を受け、平均標高1000メートルであるが、マッシフ・サントラル中、火山を除けばもっとも高く、最高峰は標高1754メートルのメザン山。ヒツジ過放牧や火入れでかつての原生林はほとんど失われ、クワ栽培も衰退したが、ヒツジの放牧、果樹・ブドウの栽培が盛んである。

高橋 正]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む