せめては(読み)セメテハ

デジタル大辞泉 「せめては」の意味・読み・例文・類語

せめて‐は

[連語]《「は」は係助詞》十分ではないが。やむをえなければ。少なくとも。
「―、ただ足鍋あしなべ一つ、…なむ要るべき」〈堤・由無し事〉

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精選版 日本国語大辞典 「せめては」の意味・読み・例文・類語

せめて は

  1. むりにがまんすれば。十分ではないが、これだけは。最小限、やむをえなければ。やっとのことで。
    1. [初出の実例]「火を付むとしけるを〈略〉御物詣せさせ給ふに此不候(さぶらふ)まじき事也。責ては還向(ぐゑんかう)にも非(あら)ずなど云て止(とどめ)けれども」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)
    2. 「責(セメ)ては已前の家来に、すこしの合力を請て」(出典:浮世草子・本朝二十不孝(1686)一)

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