現代外国人名録2016 「セリーナウィリアムズ」の解説
セリーナ ウィリアムズ
Serena Jameke Williams
- 職業・肩書
- テニス選手 シドニー五輪・北京五輪・ロンドン五輪テニス女子ダブルス金メダリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1981年9月26日
- 出生地
- ミシガン州サギノー
- 受賞
- ローレウス賞〔2003年・2010年〕,ITF世界チャンピオン〔2002年・2009年・2012年〕
- 経歴
- 5人姉妹の末っ子。5歳からテニスを始める。1995年9月プロに転向。’97年世界ランク304位でアメリテクカップに出場、強豪を破って4強に入った。ダブルスでは4番目の姉ビーナスと組み、’98年1月全豪オープンで4大大会初出場。3月IGAテニスクラシックでツアー(ダブルス)初優勝。7月全英オープン(ウィンブルドン)と9月全米オープンの混合ダブルスで優勝。’99年2月パリ・オープンシングルスに優勝し、ツアー(シングルス)初優勝。全仏オープンのダブルスで4大大会初優勝。全米オープンで4大大会シングルス初制覇、ダブルスでも優勝。2000年ウィンブルドン・ダブルスで優勝、シドニー五輪ダブルスで金メダル。2001年全豪オープンで優勝し、ダブルスの生涯グランドスラム(4大大会全制覇)を達成。2002年全仏オープンとウィンブルドン・シングルス決勝で姉を破り初優勝、ダブルスも優勝し、世界ランク1位となる。全米オープン・シングルス決勝でも姉を破り優勝。2003年全豪オープンで姉を破り初優勝、女子では史上5人目となるシングルス4大大会4連覇を達成。またシングルスの4大大会全制覇も果たし、男女を通じて史上初めてシングルス、ダブルスの生涯グランドスラムを達成した。ウィンブルドン・シングルスでも優勝。2005年全豪オープン・シングルス優勝。2006年は左膝の怪我のため世界ランクが140位にまで転落したが、2007年全豪オープンでノーシードながら2年ぶり3度目の優勝を果たす。2008年7月ウィンブルドン・ダブルスで3度目の優勝。8月北京五輪ダブルスで2大会ぶり2個目の金メダルを獲得。9月の全米オープン・シングルスで6年ぶり3度目の優勝を飾り、5年1ケ月ぶりに世界ランク1位に返り咲いた。2009年全豪オープンはシングルスとダブルスで優勝。ウィンブルドンは2年連続4度目の姉妹決勝を制し6年ぶり3度目の優勝、ダブルスも2年連続優勝と、姉妹でタイトルを独占。全米オープンはダブルスで10年ぶり2度目の優勝。2010年全豪オープンで2年連続5度目のシングルス優勝、ダブルスも連覇。ウィンブルドンはシングルスを連覇したが、その後、足の怪我や肺塞栓に悩まされ、ツアー欠場を余儀なくされる。2011年ウィンブルドンで復帰するがベスト16、全米オープンは準優勝。2012年全仏オープンで4大大会初の1回戦負け。ウィンブルドンは2年ぶり5度目の優勝。ロンドン五輪はシングルスで初の金メダル、ダブルスで3連覇を達成。これにより生涯グランドスラムの称号に五輪金メダルを加えた“生涯ゴールデンスラム”の偉業も達成した。9月の全米オープンでも優勝し、国際テニス連盟(ITF)が選ぶ女子の世界チャンピオンに3年ぶり3度目の選出。2013年全仏オープンで11年ぶり2度目の優勝。全米オープンは2年連続5度目の優勝。2014年の全米オープンから自身2度目となる4大大会4連覇を達成し、2015年のウィンブルドンでは自身の4大大会女子最年長優勝記録を更新。9月の全米オープンは準決勝敗退に終わり、グランドスラムを逃した。4大大会通算34勝(シングルス21勝,ダブルス13勝)、ツアー通算68勝。175センチ、70キロ。右利き。バックハンドは両手打ち。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報