セルゲイザルイギン(その他表記)Sergey Pavlovich Zaligin

20世紀西洋人名事典 「セルゲイザルイギン」の解説

セルゲイ ザルイギン
Sergey Pavlovich Zaligin


1913.11.23 -
ソ連小説家
ウラル出身。
オムスク農業大学を卒業後、潅漑技師としてシベリア極東で働く。中編「イルティシュ川にて」(1964年)で、スターリン時代の農業集団化運動を取り上げ、その非人間的側面をえぐり、一躍注目される。その他「南アメリカ・バリアント」(’73年)、風刺長編「委員会」(’75年)など問題作を多数発表。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android