セレウコス4世(読み)セレウコスよんせい(その他表記)Seleukos IV Philopatōr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セレウコス4世」の意味・わかりやすい解説

セレウコス4世
セレウコスよんせい
Seleukos IV Philopatōr

[生]前218頃
[没]前175
セレウコス朝シリアの王 (在位前 186~175) 。アンチオコス3世次男。父の存命中から重責を果し,前 189年のマグネシア敗戦後は共同で統治した。治世中,前 188年のきびしいアパメア和約を遵守して戦勝国ローマとの関係をただすとともに,マケドニア,プトレマイオス朝エジプトとも友好関係を保つよう努めた。しかし柔軟外交オリエントにおける王朝地位を低下させた。臣下ヘリオドロスによって毒殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む