重責(読み)ジュウセキ

精選版 日本国語大辞典 「重責」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐せきヂュウ‥【重責】

  1. 〘 名詞 〙 重い責任。重大な責任。ちょうせき。
    1. [初出の実例]「『帝銀』はかうして、〈略〉通貨管理の重責(ヂウセキ)を行ふ『国民』の銀行ではなくなってしまった」(出典真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン)
    2. [その他の文献]〔漢書‐宣元六王伝・淮陽憲王欽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「重責」の読み・字形・画数・意味

【重責】じゆう(ぢゆう)せき

重い責任。〔漢書、宣元六王、淮陽憲王欽伝〕王其れ留愼戒して、惟(た)だちをい、行ひを易(か)へ、重責を塞ぎ、厚恩(かな)ふ以(ゆゑん)を思へ。此(かく)の如くんば、則ち長く富貴を(たも)ち、稷(しやしよく)(国家)安からん。

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