セン・いけにえ

普及版 字通 「セン・いけにえ」の読み・字形・画数・意味


10画

[字音] セン
[字訓] いけにえ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(全)(ぜん)。〔説文二上に「牛の純色なるものなり」とあり、〔周礼、地官、牧人〕に「そ時祀の牲には、必ず物を用ふ」とみえる。物とは犠牲として完全なもの。〔春秋、成七年〕に、郊祭に用いる牛の角が、鼠にかじられて損傷があり、二度も廃してとりかえたという記録がある。

[訓義]
1. いけにえ、いけにえとして牲体の完全なもの。
2. 牛の純色なるもの。

[語系]
dziuanは同声。の声義をとる。

[熟語]

[下接語]
・柔・牲

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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