普及版 字通 「セン・サン・そしる」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] そしる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は山(さん)。〔説文〕三上に「謗(そし)るなり」とあり、理由なく人を誹謗することをいう。〔子、大略〕に「諫むることるも、ること無し」とみえる。
[訓義]
1. そしる、上をそしる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ソシル・オク・ナイガシロ 〔字鏡集〕 オク・ソシル・クジク・ナイガシロ・ツクム
[語系]
shean、tshean、翦tzianは声近く、ものを除するように人をそしることをという。
[熟語]
議▶・疵▶・笑▶・上▶・薄▶・謗▶
[下接語]
怨・訐・・廷・誹・謗
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報