普及版 字通 「セン・タン・たたずむ」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] たたずむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は亶(たん)。亶に擅(せん)・壇(だん)・(てん)の声がある。〔説文〕八上に「何(たんか)なり」とあり、〔段注〕に「何」とは「回(せんくわい)」の意であるという。それならば、と同義の字である。壇は順次にめぐり、高く築くものであるから、回の意を生ずるのであろう。
[訓義]
1. たたずむ、たちもとおる。
2. めぐる、まわる。
3. 但(たん)と通じ、ただ。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 トシ・イカンゾ・ナゲク・スミヤカ・オソル
[熟語]
回▶・▶・佇▶・▶・▶・漫▶
[下接語]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報