ソビエト・モンゴル友好協力相互援助条約(読み)そびえともんごるゆうこうきょうりょくそうごえんじょじょうやく

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ソビエト・モンゴル友好協力相互援助条約
そびえともんごるゆうこうきょうりょくそうごえんじょじょうやく

1966年2月25日に発効した期限20年のソ連モンゴル人民共和国(現モンゴル国)との条約。86年2月に最初の有効期限が切れたが、期限満了1年前までに両国のどちらからも廃棄通告がなかったので、自動的に有効期間が10年間延長された。しかし、91年12月のソ連崩壊後、失効した。この条約は1934年11月27日の相互援助協定、36年3月12日の相互援助議定書、46年2月27日の友好相互援助条約と経済文化協力協定を発展させたもので、あらゆる面での両国の協力を推進するとともに、両国の安全を維持するために軍事措置を含めたすべての必要な措置をとることを約し、この条約によりソ連軍がモンゴルに駐留していた。

中西 治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む