現代外国人名録2016 「ソフィアコッポラ」の解説
ソフィア コッポラ
Sofia Coppora
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー,脚本家,女優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1971年5月14日
- 出生地
- ニューヨーク
- 学歴
- ミルズ大学(絵画・フィルムメーキング)
- 受賞
- アカデミー賞オリジナル脚本賞(第76回,2003年度)〔2004年〕「ロスト・イン・トランスレーション」,ゴールデン・グローブ賞作品賞・脚本賞(第61回,2003年度)〔2004年〕「ロスト・イン・トランスレーション」,インディペンデント・スピリット賞(作品賞・監督賞・脚本賞,第19回)〔2004年〕「ロスト・イン・トランスレーション」,ニューヨーク映画批評家協会賞(監督賞,第69回,2003年度)「ロスト・イン・トランスレーション」,セザール賞外国語映画賞〔2005年〕「ロスト・イン・トランスレーション」,ベネチア国際映画祭金獅子賞(第67回)〔2010年〕「SOMEWHERE」
- 経歴
- 父は映画監督のフランシス・コッポラ。父の作品「ゴッドファーザー」の撮影中に誕生し、赤ん坊役で映画“初出演”。高校在学中、パリのシャネルの店で修業するなどファッションにも関心が深く、ミルズ大学で絵画とフィルムメーキングを学ぶ。父の作品に端役で出演後、「ニューヨーク・ストーリー」第2話「ゾイのいない生活」では父と共同脚本、衣装デザインを担当。’90年「ゴッドファーザーPart3」では娘メアリーの役で出演。演技のみならず、衣装デザイン、脚本、監督業にまで広く活躍。’98年短編映画「Lick the Star」を監督、’99年「ヴァージン・スーサイズ」で長編監督デビュー。2004年監督・製作・脚本を務めた「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年)でアカデミー賞オリジナル脚本賞、ゴールデン・グローブ賞作品賞・脚本賞など受賞し注目される。2010年には「SOMEWHERE/サムウェア」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞し、名実共に映画作家の仲間入りを果たす。他の出演映画に「CQ」(2001年)、監督映画に「マリー・アントワネット」(2006年,製作・脚本も)、「ブリングリング」(2013年,脚本も)など。自身のブランドMILKFEDを持ち、ファッションブランド“Xgirl”のプロデュースも手がけた。1999年6月映像作家のスパイク・ジョーンズと結婚したが、2003年離婚。のち、歌手のトーマス・マーズと結婚、二女をもうける。数度来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報