出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ブラジル北部,パラ州第2の都市。人口27万6074(2005)。1661年建設。タパジョス川の右岸,アマゾン本流との合流点付近,標高20mの台地上に位置する河港都市。ベレン~マナウスの中間で,定期船の寄航地。中型ジェット機発着の空港があり,河川沿いの諸集落との交通の結節点で商業都市。ジュート,木材,植物油脂加工,織物業の諸工業がある。雨季1~6月,乾季7~12月。1977年,クイアバからアマゾンを縦断する国道が開通(未舗装)。アマゾン横断道路沿いの開拓基地アルタミラAltamiraまでは550kmある。
執筆者:西川 大二郎
ポルトガル中部,リバテージョ地方の同名県の県都。テージョ川の右岸にあり,県内の商工業の中心。人口1万5252(1981)。8世紀初頭よりイスラム教徒の重要な軍事的拠点であったが,1147年アフォンソ1世の率いるポルトガル軍の奇襲作戦により一夜にして落城する。ポルトガルの〈ゴシック様式の都〉と呼ばれ,ブラジルの発見者であるカブラルの葬られたグラサ教会をはじめ,市内には歴史的建造物が多い。
執筆者:彌永 史郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
C15H24(204.35).セスキテルペンに属する炭化水素.三環性のα-サンタレンと二環性のβ-サンタレンとがある.インド産ビャクダンSantalum albumから得られるビャクダン油に含まれている香気成分.α-サンタレンは沸点252 ℃(100 kPa).-15°.β-サンタレンは沸点125 ℃(1.2 kPa).-35°.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ポルトガル中西部、リバテージョ県の県都で、同県の経済、文化の中心都市。テージョ川(タホ川)下流の右岸にある。人口2万7683(2001)。河港を有し、ぶどう酒取引の中心地。付近は農業地域で、オリーブ、穀物栽培が盛んである。ローマ時代に起源を有し、レコンキスタ(国土回復戦争)の時代には、イスラム教徒からのポルトガル南部奪回の橋頭堡(きょうとうほ)として重要な役割を果たした。その要塞(ようさい)やゴシック様式の教会、修道院などがある。騎乗して行うポルトガル式闘牛もみられ、毎年5月の農業祭りを中心に訪れる人も多く、観光が盛ん。
[田辺 裕・柴田匡平]
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