日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゾングルダク」の意味・わかりやすい解説 ゾングルダクぞんぐるだくZonguldak トルコの小アジア半島北西部、黒海に臨む港湾都市。ゾングルダク県の県都。人口10万4276(2000)。付近にトルコ最大の炭田があり、良質の粘結炭を産出し、港湾、鉄道によってトルコ各地へ積み出される。その一部は西35キロメートルの港町エレーリ、南東75キロメートルの鉄鉱産地の町カラビュクに送られ、県下のこの両地の鉄鋼業を支えている。[末尾至行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゾングルダク」の意味・わかりやすい解説 ゾングルダクZonguldak トルコ北西部,黒海に面する港湾都市。同名県の県都。町は 19世紀中期にこの付近で大量の石炭が発見されてから,急速に発展した。労働人口の約 80%は石炭産業とその関連産業に従事している。化学プラント,コークス製造工業がある。人口 11万 6725 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報